ニッポンマラソンがどうかしてる

我が家には3人のチビがいるんだけど、そうなるとパーティーゲームのひとつやふたつは用意しているわけで、まぁド定番の『スーパーマリオパーティ』は当然押さえるわけです。言ってしまえば義務というか、肌に染み付いたゲーマーの嗜みというか、性というか、業というか、気が付いたらAmazonの箱に入って我が家に届いているというか、出会う前から愛してました的な、きわめてオートマチカリーな購入フローが発動するわけですよ、避けられないタイトルについては。

対して、初見のPVでズギューーーンと胸を打たれたはいいが今ひとつ購入に踏み切りにくく、入念な調査の上、ワイフとの交渉(我が家では“家庭内稟議”と呼びます)を重ねた末、めでたく入手に至るゲームも少なからずあるわけで、その代表といっても過言ではない作品であり、結果的に『スーパーマリオパーティ』よりも盛り上がり、プレイ後の“オレたち何やってんだろ?”感に親子で苛まれる確率が高かったのが『ニッポンマラソン』でした。

そもそも“外国人が誤って解釈した日本のイメージを元に作られたランニングレースゲーム”というコンセプトなんだけど、遠慮がちに言って頭おかしいです。

ザリガニ育てられた主人公(?)を代表とする見た目もセリフも謎しかないキャラクター、ハプニングありきで設計されたマラソンコース、カオスしか感じないステージに溢れる日本語、作り込まれすぎてむしろ障害にしか感じられないストーリーモードの会話シーン、トップランナーに向かって正確に落下するスイカ、物理演算によって描かれるトラップにかかってゴミのようにコース外に転がるプレイヤー。正確なコース取りと入手アイテムの使い時、そして何が起こっても動じない鉄のハートが勝利のカギを握ります。

……とまぁいろいろ書いてきましたけど、お子さんや仲間とワイワイギャーギャー言いながら遊ぶにはなかなか素敵な1本じゃないかなーと。驚くことに昨年末~今年始めはマリパよりもコッチのほうが稼働率高かったしな! ただ、魔が差してひとりプレイに興じると、ふと人生の意味を考えたり突然泣き出しかねないので注意が必要です。

■ニッポンマラソン
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