十三機兵防衛圏がすごかった!

重度のめんどくさがりのため超久しぶりの更新となった上、好きな作品ほど語るのが苦手だし見つめあうと素直におしゃべりできないTSUNAMIのようなオレですが、書かせてもらいます。

2019年のマイ・ベスト・ゲームですから。

そもそも本作との出会いは2015年に観たティザームービーでして。

十三機兵防衛圏 PV#01

少女漫画×ロボットのファーストインプレッション、終焉を予感させる世界設定、マニアックなゲーマーも納得の細密描写と過剰な食べ物グラフィックのシズル感でおなじみ、信頼と実績のヴァニラウェア開発とくれば否応なしに胸は高まります。

さらに期待は2017年の東京ゲームショウのアトラスブースでヒートアップ。

ところが、そんな恋にも似た期待は発売予定時期が迫った翌年のゲームショウでもろくも一度崩れ去ります。

その後届いた片思いのあの人からのレター。そこには「いつ会えるか今は言えない」とだけ書かれていました。

それから1年ちょっとの焦らしプレイの後、めでたくリリースの運びとなりましたが、開発の苦労は公式で公開しているコミックを読むとその苦労の一部を窺い知ることができます。胃がキューッとします。

これだけ多くの主役キャラを、それぞれのストーリーを用意しつつ、なおかつキャラ同士の関係性をしっかり見せながら魅力的に生き生きと描写し、時間を超えた分厚い群像劇を破綻させずに描き切った執念のような創作への熱量を考えただけで気が遠くなります。

特に、進めていくことで徐々に真相の不透明度が高くなり、さっきまで見えなかった物語が不意に現れたり、ふと点と点が繋がっていることに気づいたり、当たり前のようにあるものの意味が突然違ってきたりと、少しずつ解き明かされていく謎の見え方の加減が素晴らしかったし、きっとそのへんまで計算して設計したと思うとカジュアルに吐けます。

科学的なリアリティとか技術的説得力とか、そういうのは全然気にならなかったのはオレの性格的なものかもしれないけれど、そういう細かい点が気にならないくらいの大量のロマンがギュウギュウに詰まった宝箱のような作品だなぁと感じました。

ちなみに、本作の魅力はすでにいろんなところで熱く語られていますが、以下のリンクが本当に素晴らしいので超オススメします。こういうテキストを読むとライターを辞めて正解だったわーと素直に思いますね。トホホ。

ホントにできるだけネタバレしないように慎重に書いてきたけど、これほど語りたく、薦めたく、そして検証したくなるゲームはすっごく久しぶりな気がします。『Undertale』以来かも。

個人的にはNetflixあたりで連続ドラマ化か連続アニメ化してほしいね~。この空想科学ジュブナイルストーリーはコミカライズや単発映画では収まりきらないスケールだし、グローバルレベルで絶対ウケると思うので。

ちょっとでも興味を持ったら体験版から始めてほしいし、本音を言えばPS4ユーザーはもれなく遊んでいただきたく思います。

……え? 崩壊編? カジュアル(最低難易度)に決まってんだろ!!!(涙)

■十三機兵防衛圏
PlayStation®4 → リンク

新おとうちゃん

この年齢になって急かされるようにUnityを学習したり動画編集の勉強をモリモリやったりデザイン関連の本を読んだり『Duolingo』で毎日英語力を鍛えてるとゲームをする時間が激減してせっかく買った『GRIS』や本作の特典の『プリンセスクラウン』を遊ぶ時間はないし痩せないし助けて!